昨日、亮夏が非常勤講師としてお仕事させて頂いている
大阪健康福祉短期大学介護福祉士課程1年生のみなさんとの朝から丸一日かけて、はじめての介護過程実践演習授業へ出かけました。
今回学生さんが立ててくれた学習の狙いは
①同世代の人たちと外出して、遊ぶ経験を沢山していきたい。
②自分に似合うモテる服を選べるようになりたい。
最寄りのショッピングモールで、
ショッピングしたり、ランチをしたり♩
楽しむをテーマに笑顔いっぱいで行こうよ!!
ところが…
数ヶ月前から何度も顔を付き合わせ、亮夏の思いを引き出してきたはずなのに、
事前に何度も詰めていたはずなのに、いざ始まるとうまく出来ない。
怪我をさせてはいけない。
食事をこぼしてはいけない。
火傷させてはいけない。
目の前のしなければならない事に手を取られて、まるで会話が弾まない。
こんなはずじゃなかったのに。
もっと、もっと上手くいくはずだったのに。
意見の違いから涙する生徒さんもいます。
そんな学生のみなさんの
それぞれの葛藤の中にいた亮夏は、前半の終わりにこう伝えました。
「もっと僕に聞いてよ」
ついつい自分の頭の中で考えて行動しちゃうでしょ?
どうしたい?
どこいきたい?
何が食べたい?
僕に聞いて。
後半、学生の皆さんにも、亮夏にも笑顔がグンと増えました。
最後に亮夏は一言、こう伝えました。
「上手くなくて、いい。
服汚れても、いい。
みんなで笑えたほうが、良い。」
介助は下手よりも上手い方がいいかもしれません。
でも、上手な介助よりも、
綺麗に食べられるよりも、
服がドロドロでビショビショでも、
それをみんなで笑いあえたら、僕はそっちの方がいい。
支援ってなんだろう?
介助ってなんだろう?
一緒に楽しむって何だろう?
一年生の皆さまと、はじめての学校を出て行った実践演習。
来年一年間、またご一緒させて頂く学生の皆さまは一体どんな風に変化が生まれるのでしょうか。
そして亮夏自身講師として、1人の人としてどんな風に成長するのか、とっても楽しみになった1日でした。
モテ服は無事にゲットしました!
あとは着てモテるだけ?!ww